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「荒野の決闘」解説|ジョン・フォード作品の最高傑作

 

ジョン・フォード監督の

「荒野の決闘」を紹介します。

 

この作品は、朝の爽やかさ、街の匂い、

朝のすがすがしい風が画面を吹き抜けるような

美しい情景が画面から伝わってくるような所が

素晴らしいです。

 

ですので

ジョン・フォード監督の作品は数多いのですが、

その中でも最高傑作だと思います。

 

 

 

 




解説

 

「荒野の決闘」は邦題であり、

原題名は

「My Darling Clementine マイダーリン・クレメンタイン」で、

1946年の作品です。

 

また、この映画のテーマソング「My Darling Clementine」は

何故か、日本では

「雪山賛歌」として歌われていますよね。

 

内容的には、

西部開拓史上、最も有名な「OK牧場の決闘」

アレンジして作られています。

 

そして、この作品は「駅馬車」と並ぶ

ジョン・フォード監督の傑作と言われる作品で、

「駅馬車」なら、

「荒野の決闘」はいう感じですね。

 

映画のストーリー

 

カウボーイの

ワイアット、ヴァジル、モーガン、ジェームスの

アープ4兄弟は、メキシコで買った牛を数千頭追って、

カリフォルニアへ向かっていた。

 

その途中、アリゾナのツームストン集落の近くで

彼らはクラントン父子に会った。

 

クラントンは

一頭5ドルで牛を全部買おうと申し出たが、

それでは買値を割るのでワイアットは断った。

 

その夜は集落の近くで夜営したが、

あくる日兄弟が留守の時、末弟のジェームスが銃殺され、

牛はことごとく盗まれてしまった。

 

ワイアットはクラントンの仕業とにらんで、

ツームストンの警官となる。

 

そんな時に

ワイアットの前に元医師であるホリデーと

メキシコ人とのハーフのチワワが現れた。

 

チワワはホリディに惚れていたので、

ホリディとワイアットが仲良くなるのを

邪魔をしようとしたが、

二人は意気投合して親友となった。

 

このホリディは、肺結核なので自爆自棄となって、

西部の荒野を流れ歩いているが、

もとは立派な紳士である。

 

そのホリデーを訪ねてはるばるボストンから

許婚のクレメンタインが訪ねて来る。

 

するとホリディは

自分の病身ゆえに彼女に会いたくないので、

ツームストンを去ってしまう。

 

チワワはこの事を聞くと怒って、

クレメンタインの部屋に押し入り喧嘩を始める。

 

その時チワワが、

殺されたジェームスの持ち物であった

ブローチを落とした。

 

ワイアットが詰問すると彼女は

ホリディにもらったとウソをついた。

 

そのため、ワイアットはホリディを追って連れ帰った。

 

ホリディとチワワと対決させると、

彼女はクラントンの息子の一人ビリーから

もらった事を白状する。

 

それを盗み聞いていたビリーはチワワを射ち、

ヴァジルはビリーを追って射殺するが、

彼もクラントン父に背後から射殺されてしまう。

 

ワイアットは逮捕状を持ってクラントン牧場へ行く。

 

モーガンとホリディも同行し、壮烈な拳銃戦の結果、

クラントンと四人の息子、ホリディは倒されてしまう。

 

その後、

クレメンタインは新築される学校の先生となり、

彼女と再会を約してワイアットはモーガンと共に

父の許へ、事の次第を報告に赴いた。

 




キャスト

 

監督   ジョン・フォード

 

ワイアット・アープ    ヘンリー・フォンダ

ドク・ホリデー      ヴィクター・マチュア

チワワ           リンダ・ダーネル

 

個人的な感想

 

「荒野の決闘」は西部劇ファンの間では評価が高く

常に西部劇のトップ10に選ばれています。

 

でも、この作品は何回か観ましたが、

私は、それほど好きではないと言うのが本音です。

 

何故ならば西部開拓史上、最も有名な

「OKコラルの決闘」をアレンジし過ぎているからです。

 

やはり、ある程度は事実に基づいて作品を

作って欲しいというのが私の考えなのです。

 

ただ、解説にも書きましたが、画像はとても美しく、

朝のすがすがしさが伝わってくるのは

素晴らしいと感じています。

 

正直な所、同じ「OK牧場の決闘」を描いた

バート・ランカスターとカーク・ダグラス

「OK牧場の決闘」

ケビン・コスナー「ワイアット・アープ」

の方が好きですね!

 

『荒野の決闘』は下から観ることができますので

どうぞ!