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映画「ウエスタン」解説と内容、及び見どころの紹介と感想まとめ!

 

「ウエスタン」

について内容や見どころを紹介します。

 

ウエスタン

 

1968年製作  イタリア・アメリカ合作映画

上映時間:165分

配給:パラマウント映画

 




解説

 

原題名は

「Once Upon a Time in the West」(英題)

「C’era una volta il West」(伊題)

で、直訳すると「昔、西部で・・・」となります。

 

監督はマカロニウエスタンの巨匠セルジオ・レオーネです。

 

そして、本作はレオーネ監督の代表作であるだけでなく、

西部劇の金字塔として高く評価されています。

 

荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』、

続・夕陽のガンマン』のいわゆる「ドル箱三部作」を撮影し終えた

レオーネ監督は、もう西部劇というジャンルでやりたい事は全て

やりつくしてしまった、として新しく禁酒法時代のユダヤ人ギャングを

描いた映画(17年後に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』

として結実)を製作しようとしていました。

 

しかし、ハリウッドがレオーネ監督に期待したのは

あくまで従来のマカロニ・ウェスタンでしかなかったのです。

 

当初「ドル箱三部作」の配給会社であった

ユナイテッド・アーティスツはチャールトン・ヘストン、

カーク・ダグラス、ロック・ハドソンたちが出演する映画製作を

打診しましたが、レオーネは気が進まなかったのでその申し出を

辞退します。

 

しかし、パラマウント映画がヘンリー・フォンダが出演する

映画製作のオファーを出した時にはそれを受け入れたのです。

 

パラマウントが提示した潤沢な製作資金が魅力的であった事の他に、

ヘンリー・フォンダがレオーネの敬愛する俳優であった事が

レオーネの心を動かしたと言われています。

 

本作で1番話題になったのが

ヘンリー・フォンダが冷酷で腹黒いフランクを見事に

演じた事です。

 

彼が子供を銃殺するシーンには多くのアメリカ人が

ショックを受けたと言われていますし、

娘のジェーン・フォンダはかなり悲しんだそうです。

 

本作の音楽はエンニオ・モリコーネが担当していて、

メインテーマはとても有名で、現在も多くの音楽シーンで

使われています。

 

メインテーマはコチラから聴けます。

 

また、本作では主に3つの曲が使われていますが、

出演者のテーマのようにもなっていて

メインテーマがクラウディア・カルディナーレ用に

使われていますし、他にはチャールズ・ブロンソン

ジェイソン・ロバーズ用にそれぞれの曲があります。

 

作品の内容(あらすじ)

 

荒れ果てた砂漠の土地に敷かれた鉄道の駅に

3人のガンマンが集まるところから物語が始まります。

 

ウエスタン

 

 

舞台は変わって荒野の一軒屋、そこでは開拓者の

マクベインが再婚相手を迎え入れるための準備をしていた。

 

しかし突如として現れたならず者フランクとその

部下達によってマクベイン一家は皆殺しにされてしまう。

 

さらに、フランクは偽の証拠を現場に残す事で事件を

山賊のシャイアン一味の仕業に見せかける。

 

 

マクベインの新妻であるジルは夫を殺した男への

復讐と、女一人で西部で生きていく決意をする。

 

ウエスタン

 

実はフランクがマクベイン一家を殺害したのは、

マクベイン一家の土地を奪い取ろうとする鉄道王モートンの

差し金だった。

 

事件の真相を探ろうとするシャイアンと、

フランクを付け狙う「ハーモニカ」は美しい未亡人ジルと

彼女の財産を守るために協力しあう。

 




キャスト

 

その男(通称ハーモニカ)チャールズ・ブロンソン

 

ジル・マクベインクラウディア・カルディナーレ

ウエスタン

 

フランクヘンリー・フォンダ

ウエスタン

 

シャイアンジェイソン・ロバーズ

ウエスタン

 

作品の感想

 

まず、オープニングから良いですね。

 

チャールズ・ブロンソンを待ち受ける3人のガンマン。

 

ウエスタン

 

この3人はあっけなくチャールズ・ブロンソンに殺されてしまう

チョイ役なんですが、それでも、3人のうちの2人、

ジャック・イーラムウディ・ストロードの存在感が半端ないです。

 

さらに、批判が多かったヘンリー・フォンダの悪役ですが

とてもハマっていて最高です。

 

また、ストーリーが謎解きのようになっていてハーモニカが

フランクを付け狙う理由が最後の決闘で明かされます。

 

そして、この決闘シーンも見事でシェーンの決闘シーンに並ぶ

名シーンだと思います。

 

ウエスタン

 

さらに、ハーモニカがジルと別れる場面もシェーンに並ぶ

別れの名シーンだと思うのです。

 

ジルやシャイアンは初めに登場した時は悪い人間かと思うのですが、

最終的に良い人で終わっているのも良いですね。

 

この「ウエスタン」は私の中では西部劇ベスト3に入る作品です。

 

今まで、10回以上観ていますが何回観ても良いです。

 

評価   ★★★★★  (5/5)

 

西部劇ファンであれば必見の作品ですね。