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映画「大いなる勇者」解説、と見どころの紹介や感想など

 

「大いなる勇者」

について見どころなどをまとめます。

 

 

1972年製作    アメリカ映画

上映時間:108分

配給:ワーナー・ブラザース

 

解説

 

原題名は「Jeremiah  Johnson 」です。

 

伝説的なマウンテンマンの

レバー・イーティング・ジョンソン(1824年頃~1900年)

の伝記的な物語で

主人公をロバート・レッドフォードが演じました。

 

 

1850年代、戦争からの逃亡者ジェレマイア・ジョンソンは

ロッキー山中で猟師となりネイティブアメリカンと交易し、

ネイティブアメリカンの娘と結婚、白人の孤児を引き取り、

幸せに暮らし始める。

 

しかし、彼には困難が待ち受けていた・・・

 

雄大な自然を背景に、

孤高のフロンティア・スピリットを描いた作品です。

 




作品の内容(あらすじ)

 

1850年代のアメリカ。

 

急速に発展する文明に背を向けた青年ジェレマイア・ジョンソンは

猟師になろうと決心してロッキー山脈に向かった。

 

やがて厳しい冬を迎えたある日、雪の中で凍死している男を

発見した。

 

そのそばに残された遺書には、自分を発見した者にはライフルを

譲るとしたためられていた。

 

思わぬ拾い物に元気づけられたジョンソンに、もうひとつ幸運が

訪れた。

 

ベテランの山男クリス・ラップに出会い、彼から、

山で生き残るための知識や技術を身につけることができた。

 

 

クリスと別れたジョンソンは、まずネイティブアメリカンたちとの

間に誠意ある交易関係を確立した。

 

その中にはクロウ族の赤シャツもいた。

 

開拓者の小屋の近くでネイティブアメリカンの白人虐殺を

見たのはそんな頃だった。

 

すでに息絶えているふたりの子供の周りを気がふれたように

うろつく白人の女がいた。

 

ジョンソンは仕方なく、惨劇のショックで口がきけなくなった

少年を連れ引き返した。

 

少年にはカレブと名付けた。

 

翌日、ネイティブアメリカンに襲われた男デル・ギューを

助けたことによって開拓者一家惨殺の犯人を知ったジョンソンは

追跡を開始した。

 

夜になって目指す敵のキャンプを発見したジョンソンは

犯人を殺した。

 

翌朝、出会ったフラット族は平和を愛する

ネイティブアメリカンだったがジョンソンが引いている馬が

ブラックフィトのものだと知ると宿敵を倒してくれた2人に

敬愛の情を示し酋長は返礼として娘スワンを贈った。

 

ジョンソンとカレブとスワンの平和な生活が続いた。

 

 

冬も深まった頃、ある白人開拓者の馬車が川の中で

凍りついてしまったのを探して救い出すため、

騎兵隊がジョンソンの助力を求めやって来た。

 

捜索は困難を極めた。

 

目的地に着くにはクロウ族の死体埋葬区域を通らねばならない。

 

ここはクロウ族にとっては何よりも神聖な場所で、無神経に

踏み込むには危険だったが、開拓者を助けるためには躊躇

できなかった。

 

白骨化した遺体を見て胸騒ぎを覚えたジョンソンは

すぐ家に引き返したが、一足遅くスワンとカレブはクロウ族に

殺されていた。

 

聖地を犯したことが彼らの怒りに触れたのだ。

 

ジョンソンは復讐を決意した。

 

やがて「クロウ族殺し」の異名をつけられる程に恐れられる存在に

なっていった。

 

死んだ子供たちのそばに住む気のふれた女に肉をやろうと訪れたが、

女はすでに死んで、埋葬した墓のそばにはクロウ族によってジョンソンの

墓が用意してあった。

 

墓を被う生皮にはジョンソンがネイティブアメリカンと戦う姿が

描かれていたが、それは彼がすでに死んだ事を意味するのか、

永遠に不死身である事意を味するのかは分からない。

 

はっきりしているのはクロウ族との戦いが、これで終わった

ことだった。

 

ひとつの山を越えて今ジェレマイア・ジョンソンは

目の前にそびえ立つ険しい山に登り始めていた。

 




作品の感想

 

町の生活で男に何があったのか分かりませんが彼は山に

入って行きました。

 

人と殆ど会うこともなくただ孤独に猟師、開拓民としての

道を歩むのです。

 

厳しい自然や先住民とのつきあい方などを経験しながら、

何とか生きながらえていった。

 

そのような寂しい孤独な姿を黙々と追いかけるのは、

かなり地味だし侘しいと思います。

 

観ていて退屈しがちな画面ですが、その侘びしさが当時の

開拓時代の人々の現実であったようでそれなりの引き込まれる

内容です。

 

物語の後半で、長年の苦労の末にやっと築いたものを失い、

家族のいなくなった家に火をつけるのはやりきれませんでした。

 

それでも

山に残り生きる孤独な男の生き様が心に残る作品です。

 

評価  ★★★☆☆  (3/5)