未分類

「怒りの荒野」(マカロニウエスタン)の解説と作品の内容・見どころなどのまとめ

 

「怒りの荒野」

について見どころなどをまとめます。

 

怒りの荒野

 

1967年製作  イタリア映画

配給:ナショナル・ゼネラル・ピクチャーズ

 




解説

 

原題名は

「Day of Anger」(米題)

「I giorni dell’ira 」(伊題)です

 

リー・ヴァン・クリーフジュリアーノ・ジェンマ

のW主演のマカロニ・ウェスタンです。

 

監督はトニーノ・ヴァレリ

荒野の用心棒」、「夕陽のガンマン」で

セルジオ・レオーネ監督の助監督を務めています。

 

何と言っても

劇中の『ガンマン心得十ヶ条』が有名です。

 

『ガンマン心得十ヶ条』

教訓の一   決して他人にものを頼むな

教訓の二   決して他人を信用するな

教訓の三   決して銃と標的の間に立つな

教訓の四   パンチは弾と同じ、最初の一発で勝負が決まる

教訓の五   傷を負わせたら殺せ、見逃せば自分が殺される

教訓の六   危険な時ほどよく狙え

教訓の七   縄を解く前には武器を取り上げろ

教訓の八   相手には必要な弾しか渡すな

教訓の九   挑戦されたら逃げるな、全てを失う事になる

教訓の十   皆殺しにするまで止めるな

 

また、クエンティン・タランティーノ監督 

が本作の大ファンであり

自身が監督した映画「キル・ビル Vol.1」

ジャンゴ・繋がれざる者」で本作の音楽が

使用されています。

 

さらに、キル・ビルで使われた事により、

その後のTVのバラエティ番組の「緊迫した場面」で

使用される事もありました。

 

「怒りの荒野」の曲はこちらです!

 

作品の内容(あらすじ)

 

メキシコとの国境に近いクリフトンの町。

 

私生児としてこの町に生れ、養育院で成長した

スコット(ジュリアノ・ジェンマ)は、町の人たちの

侮蔑と罵詈に耐えながらただ黙々と働いていた。

 

だが、彼の心には、いつか一人前のガンマンとなり

町の人たちを見かえしてやろうという気持ちを秘めていた。

 

そんなある日、

凄腕のガンマン・タルビー(リー・ヴァン・クリーフ)

が町にやって来た。

 

怒りの荒野

 

タルビーの馬の世話をしたスコットが、その駄賃を

取りに酒場へ行った時、スコットを酒場に入れる入れないで、

タルビーと町の人たちとの間にいさかいが起り、決闘となり、

腕自慢のパーキンスが挑戦、タルビーに呆気なく倒された。

 

裁判の結果、無罪となってタルビーは去った。

 

事件の張本人とみなされ、リンチをうけたスコットは、

タルビーの弟子入りを望んで、後を迫った。

 

訓練は苛酷なものだったが、スコットは強い意志と

恵まれた天分で、メキメキ腕を上げていった。

 

怒りの荒野

 

今や一人前のガンマンとなったスコットを連れて、

タルビーは再びクリフトンの町へ帰ってきた。

 

そして、まず銀行家のターナーをはじめ、次々と

町の有力者たちに対して脅迫を始めた。

 

町の有力者たちは殺し星を雇ったのだが、その殺し屋も、

タルビーの前には敵ではなかった。

 

今や、タルビーは町の主となった。

 

だが、こうしたタルビーの無法ぶりにスコットは、

疑問を抱き始めていた。

 

その気持は次第に大きくなっていき、タルビーが

卑怯な町の有力者たちと手を結び、

また、幼いころからスコットを可愛がってくれ、

新しいシェリフとなったアランを射殺した事によって、

はっきりとしたものとなった。

 

怒りの荒野

 

スコットは、判事や、タルビーの手下たちを次々と倒し、

ついにはタルビーと対決することになった。

 

真昼の広場で、かつての師弟は対決した。

 

2人の腕が同時に動き、銃声が静寂を破って倒れたのは、

タルビーだった。

 




作品の感想

 

ガンマン心得十ヶ条が効果的に語られていて面白いです。

 

また、主役スター2人の大写しが素敵ですね。

 

アメリカの西部劇には考えられないくらいのカリスマ性を

追求した映像で、さらに感情移入しやすくしてあります。

 

最初は便所掃除をやらされ汚れのイメージを

前面に出したジェンマの設定や、ドク・ホリデイの

伝説の銃をストーリーに絡める展開も感動的です。

 

これぞマカロニウェスタンと言える一作です。

 

そして、マカロニウエスタンの名作の1つだと思います。

 

評価  ★★★★☆  (4/5)