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映画「ダンディー少佐」解説と内容・見どころや感想のまとめ

 

「ダンディー少佐」

について見どころなどをまとめます。

 

ダンディー少佐

 

1964年製作 アメリカ映画

上映時間:123分

配給:コロムビア

 

解説

 

原題名は「Major Dundee」です。

 

サム・ペキンパー監督による作品であり、

主演はチャールトン・ヘストンで他には

リチャード・ハリスジェームズ・コバーンなどが

出演しています。

 

凶悪なアパッチによって民間人が虐殺されるという事件が起こり、

北軍少佐ダンディーは、報復のために軍を組織します。

 

捕虜として捕らえられていた南軍将校タイリーンは、

待遇改善と引き換えに、南軍兵士を軍に参加させるが・・・

 

南北戦争を背景に、共通の敵をもった両軍兵士の

戦いを描いたアクション大作です。

 

劇場公開時の上映時間は123分でしたが、

136分の修復版、さらに152分の

ディレクターズ・カット版があります。

 

製作サイドとサム・ペキンパー監督の意見の対立で

修正版が作られたようです。

 




作品の内容(あらすじ)

 

南北戦争中の1864年、北軍のベンリン砦に

第五騎兵隊の中隊が狂暴なアパッチの族長チャリバの奇襲を

受けて全滅したとの知らせが届く。

 

指揮官のダンディー少佐はチャリバ討伐の志願兵を募るが、

志願兵の大半は犯罪者や南軍の捕虜や脱走兵だった。

 

ダンディーは、かつての友人で士官学校の同期生でもある

南軍大尉のタイリーンを副官に求めていたが、

彼は部下と共に砦の衛兵を殺して脱走を図ったため、

処刑されることになっていた。

 

ダンディー少佐

 

一方のタイリーンは、南北戦争前に同僚殺しで軍法会議にかけられた際、

ダンディーが有罪を支持したために軍を追われたことを恨んでいた。

 

ダンディーとタイリーンは反目しつつも、

「チャリパ討伐まで」という条件で手を組むことになる。

 

準備を整えた討伐隊はチャリパを追って出発するが、

北軍兵と南軍兵は反目したままだった。

 

そして、討伐隊は川を渡ろうとしたところを待ち伏せに遭い、

損害を受ける。

 

そんな進軍を進める討伐隊のもとにチャリパと行動を

共にしていた先住民が現れ、

「チャリパはメキシコ領に逃げた」と知らせる。

 

ダンディーは罠だと疑ったものの、先住民がチャリパに

連れ去られた子供を保護して来たため、彼の知らせを信じて

メキシコ領に入る。

 

ダンディー少佐

 

食料が尽きかけた討伐隊は近くの村に向かうが、

そこには自由メキシコ軍と内戦中だったフランス軍が駐屯していた。

 

ダンディーはフランス軍を降伏させて村に入るが、

村は盗賊やフランス軍の略奪で困窮していたため、

彼は残り少ない食料を村人に渡す。

 

村人はダンディーに感謝し、彼らを歓迎する。

 

ダンディーは村で自由メキシコ軍のために働いていた女性テレサと

親しくなり、タイリーンや他の兵士たちも村人と交流する。

 

数日後、フランス兵が脱走して本隊に援軍を求めたことを

知ったダンディーは、彼らを追撃してフランス軍本隊を

攻撃するため、村を出発する。

 

ダンディー少佐

 

しかし、途中で南軍兵のO・W・ハドリーが食料を盗んで脱走する。

 

ダンディーはハドリーを連れ戻して処刑しようとするが、

タイリーンは討伐隊の分裂を避けるため、助命を願い出る。

 

しかし、ダンディーは規律を優先して処刑を決定し、

タイリーンがハドリーを射殺する。

 

ハドリーの一件によりダンディーは信頼を失い、

南軍兵だけではなく北軍兵からも疎まれるようになる。

 

ダンディーはフランス軍の攻撃から逃れたテレサと共に

水浴びをするが、そこをチャリパに襲われて負傷する。

 

タイリーンがチャリパを追い払ったものの、

彼は治療を名目にダンディーを追い出してしまう。

 

ダンディーはテレサと共に町に向かい治療を受けるが、

テレサが自由メキシコ軍の活動に戻ってしまい、

ダンディーは孤独になり憔悴していく。

 

そこにタイリーンが現れて連れ戻そうとするが、

自棄になっていたダンディーはそれを断り、

タイリーンに呆れられてしまう。

 

フランス軍が迫る中、2人は殴り合いの末に討伐隊に

戻りチャリパに決戦を挑み、銃撃戦の末に彼を射殺する。

 

ダンディーはアメリカに戻ろうとするが、フランス軍が

先回りして川に陣取ったため、彼はフランス軍に攻撃を仕掛ける。

 

フランス軍が混乱した隙を突き、ダンディーは突撃を

命令して川を渡り、フランス軍と白兵戦になる。

 

討伐隊は星条旗を奪われてしまい、タイリーンが

奪い返すが、彼はフランス兵に撃たれてしまう。

 

タイリーンは星条旗をダンディーに渡してメキシコ側に

戻り、フランス軍本隊に戦いを挑んだ末に戦死する。

 

 

タイリーンの死を見届けたダンディーは、生き残った

討伐隊と共に川を渡り切り、アメリカに帰還する。

 




キャスト

 

ダンディー少佐:チャールトン・ヘストン

タイリーン大尉:リチャード・ハリス

グレアム中尉:ジム・ハットン

サミュエル・ポッツ:ジェームズ・コバーン

ティム・ライアン:マイケル・アンダーソン・ジュニア

テレサ・サンティアゴ:センタ・バーガー

ゴメス軍曹:マリオ・アドルフ

イソップ:ブロック・ピーターズ

O・W・ハドリー:ウォーレン・オーツ

チラム軍曹:ベン・ジョンソン

ワイリー:スリム・ピケンズ

 

作品の感想

 

チャールトン・ヘストンの傲慢さと、それに対抗する

リチャード・ハリスの関係が面白いです。

 

また、ジェームズ・コバーンの存在も良いですね。

 

とにかく、チャールトン・ヘルトン、リチャード・ハリス、

ジェームズ・コバーン、この3人の存在感が凄く

見応えのある共演でした。

 

ただ、サム・ペキンパー監督の代名詞ともなる血みどろの

バイオレンス描写は本作では見られません。

 

また、敵が多すぎて、ゴチャゴチャし過ぎの感があり、

敵をアパッチかフランス軍のどちらかだけにした方が

もっと、まとまった内容になり良かったのでは?と思います。

 

評価 ★★★★ (4/5)