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映画「カウボーイ」解説と内容・見どころや感想のまとめ

 

「カウボーイ」についてまとめます。

 

 

1958年製作 アメリカ映画

上映時間:92分

配給:コロムビア

 




解説

 

原題名は「Cowboy」で邦題はそのままです。

 

沈着な牧童トム・リースグレン・フォードと、

西部男になろうとする若者フランク・ハリスジャック・レモン

2人の性格の対比から、カウボーイ魂というべきものを描いた作品です。

 

作品の内容

 

カウボーイ

 

1871年の秋の事だった。

 

牛を荒原に追う時は荒くれ男なのだが、シカゴに来ると

英国紳士のような気品を示すトム・リース(グレン・フォード)が、

またシカゴにやって来た。

 

彼はホテルの気に入りの部屋を要求したのだが、

支配人に命じられて交渉に当たった、ボストン生まれの

青年書記フランク・ハリス(ジャック・レモン)は困ってしまった。

 

それは、彼が今、その部屋を使っている牧場主ヴィダルの

娘マリア(アンナ・カシュフィ)に恋しているからだった。

 

そして、親娘は怒って出ていってしまった。

 

オペラ見物をすませたリースは、いつものようにポーカーを始める。

 

ハリスも仲間入りして、負け続けのリースに金を貸してやった。

 

翌朝、借金のためにハリスと共同で仕事をする事を約束したのを

思い出したリースは、慌てて金を返そうとしたが、ハリスは

受け取ろうとしない。

 

カウボーイに憧れていたハリスは、説得も受け付けなかった。

 

そして、ハリス彼を加えた一行はカンサスにやって来て、

暗い影を持つ拳銃の名手ドッグ(ブライアン・ドンレヴィ)や、

悪党じみたポール(リチャード・ジャッケル)を雇い入れた。

 

野営の夜、ガラガラ蛇にかまれて死んだ男を見たり、

リースの知らぬ間に結婚していたマリアの夫との意地の張り合いから、

猛牛の角にかけられるところをリースに救われたりして、

ハリスもカウボーイの生活の本当の意味を知り始めた。

 

仲間の1人が起こした騒ぎに、男の面目のため立ち上ろうとする

ハリスを殴り倒して、リースはカウボーイにとっては人よりも

牛の方が大切なのだと諭した。

 

酷暑と埃の中を、くる日もくる日も牛を追っての行進が続いた。

 

その後、先住民の攻撃で負傷したリースは、ハリスに指揮を執る事を

命じた。

 

彼はハリスをカウボーイとして鍛え上げる考えなのだった。

 

ウィチタで拳銃の名手ドッグは、旧友とのトラブルから誤って彼を

射殺し、自殺してしまう。

 

そして、荒くれ男たちの間にも掟のある事をハリスは学んだ。

 

こうして一行は、危難に遭いながらも牛を助け、シカゴに着いた。

 

目的を達した事でハリスは、カウボーイの喜びを改めて

思い知ったのだった。

 

そんな、たくましくなったハリスを見て、ホテルの支配人は驚いた。

 

今や全く西部男となったハリスには、美しい女性の微笑みが

待ち受けていた。

 




作品の感想

 

都会の若者が憧れるカウボーイの生活が、実際の仕事を通して

現実を知り成長する物語です。

 

牛追いリーダーのリース(グレン・フォード)と、カウボーイに憧れ

一緒に牛を追うことになった元ホテルマンのハリス(ジャック・レモン)が、

お互いの主張をぶつけ合いながら牛を追っていく姿が印象に残ります。

 

なかなか面白く話は進みますが、終盤になって2人の考えは逆転しますが、

そのあたりが急というか極端というかで、不自然な感じです。

 

互いの考え方を少し理解し合える事ができるようになった、という

レベルで落ち着かせた方が良かったんじゃないのかと思いました。

 

牛が沢山出てくるシーンは迫力があって良かったのですが、

反面、シカゴのホテルの話が長いし、カウボーイの話の印象としては

中途半端です。

 

もっと牛追いの仕事の大変さを掘り下げていかないと

主題が生きてこないのではないかと思いました。

 

評価 ★★★☆☆ (3/5)