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映画「南から来た用心棒」(マカロニウエスタン)の解説と内容・見どころのまとめ

 

「南から来た用心棒」

について見どころや感想をまとめます。

 

 

1966年製作

イタリア、フランス、スペイン合作映画

上映時間:118分

配給:インターフィルム

 

「南から来た用心棒」の解説

 

原題名は「Arizona Colt」で、

Arizona Coltとは主人公の名前です。

 

ジュリアーノ・ジェンマ主演のマカロニ・ウエスタンで、

ジュリアーノ・ジェンマの華麗なアクションが見物の1つになっています。

 




「南から来た用心棒」の内容(あらすじ)

 

残虐きわまりない盗賊のゴードンは、失った手下を補充しようと、

国境に近い牢獄を襲撃し、看守を皆殺しにして囚人たちを連れ出した。

 

その囚人の中に賞金稼ぎのガンマン、アリゾナ・コルトがいた。

 

彼はゴードンの手下になることを拒否すると悠々と1人で去った。

 

 

ゴードンはブラックストーン・ヒルの銀行を襲撃する計画を立て、

部下のクレイに偵察を命じるが、付近の谷にアリゾナがいることを知り、

彼を殺してくるように命令する。

 

クレイは仲間を連れてアリゾナを襲うが返り討ちに遭い、

仲間を殺された上に衣服を奪われてしまう。

 

逃げ戻ったクレイから話を聞いたゴードンは激怒し、

部下を引き連れて谷に向かうが、そこにはアリゾナの姿はなく、

代わりに部下の死体を使った「NO」という返事が残されていた。

(手下にはならないという意味)

 

すると、ゴードンはアリゾナを敵と認識し、予定通りクレイを

偵察に向かわせる。

 

そしてクレイはブラックストーン・ヒルの町にやって来たが、

アリゾナ・コルトもブラックストーン・ヒルにやって来た。

 

そんな中、クレイは自分の素姓をサロンの娘ドロレスに

見破られてしまい、彼女を惨殺して姿をくらました。

 

ドロレス殺しの犯人がクレイであると判明したのは

ゴードン一味の銀行襲撃のあった直後で、

アリゾナはクレイを捕まえる役を買って出た。

 

クレイを捕まえて来る謝礼金は500ドルとドロレスの姉ジェーンを

一夜の慰みに提供してくれる条件であった。

 

 

そして数々の危機を脱した末、遂にクレイを倒したが

ゴードンに撃たれて重傷を負ってしまった。

 

しかし、ゴードンの非道に付いていけなくなった手下の

老人・ウィスキーは、ゴードンの金を持ち逃げし、

アリゾナを助けてブラックストーン・ヒルに戻る。

 

アリゾナは報酬の500ドルを受け取り、ジェーンの手当てを受け

快方に向かうが、町の人々はジェーンを引き渡すことを拒否し、

2人に立ち去るように伝える。

 

ゴードンの手下であった事がバレそうになっていたウィスキーは

喜んで立ち去ろうとするが、アリゾナは付近の廃墟の教会に

留まろうとする。

 

2人が立ち去った後、ゴードン一味が

ブラックストーン・ヒルを襲撃し、金を持ち逃げしたアリゾナと

ウイスキーを差し出すように命令する。

 

ゴードンは町の人々がアリゾナを匿っていると考え、町を略奪し始める。

 

ジェーンは教会に向かいアリゾナに助けを求めるが、彼は助力を拒んだ。

 

しかし、「町を助けたら金を山分けする」というウィスキーの提案に心が動くと

ジェーンは、そんなアリゾナを軽蔑して教会から出て行ってしまう。

 

ゴードンは捕まえた町の人々を見せしめに殺そうとするが、

そこにウィスキーが現れて銃撃戦となる。

 

ウィスキーは爆弾を投げて闘うが、ゴードンの銃撃で重傷を負ってしまう。

 

そして、ゴードンはウイスキーに止めを刺そうとするが、

駆け付けたアリゾナに邪魔され、部下を全員殺されてしまう。

 

 

ゴードンは葬儀屋に逃げ込み、そこでアリゾナと一騎打ちになる。

 

 

しかし、ゴードンはアリゾナに追い詰められて許しを請い、

アリゾナはゴルドンの両足を撃って彼を捕まえ、町の人々に引き渡す。

 

ウィスキーは重傷を負ったものの手当てを受け助かり、

アリゾナは「一緒に暮らしたい」というジェーンの求めを断り、

ブラックストーン・ヒルを後にする。

 




キャスト

 

アリゾナ・コルト:ジュリアーノ・ジェンマ

ゴードン:フェルナンド・サンチョ

ジェーン:コリンヌ・マルシャン

クレイ:ネロ・パッツァフィーニ

ウィスキー:ロベルト・カマルディエル

 

「南から来た用心棒」の感想

 

ジュリアーノ・ジェンマはマカロニ・ウエスタンではNO.1の俳優です。

クリント・イーストウッドフランコ・ネロリーヴァン・クリーフ

比べて遙かに出演本数が多い)

 

ちなみに、ジュリアーノ・ジェンマは初期の頃の出演作では

「モンゴメリー・ウッド」というアメリカ人っぽい名前で

出演していましたが、だんだんと売れてきて有名になると

ジュリアーノ・ジェンマと名乗るようになりました。

 

そんなジュリアーノ・ジェンマ主演のマカロニ・ウエスタンの中で、

この「南から来た用心棒」が個人的には1番好きです。

 

しかし、何を考えて「南から来た用心棒」という邦題を付けたのか

疑問です。

 

まあ、クリント・イーストウッドの「荒野の用心棒」の系譜でしょうね。

 

この作品は、まず、主題歌が良いですね。

 

主題歌はここから聴けます。

2曲続きますが、最初の曲です。

 

当然、ストーリーも面白いです。

 

ただ、2点だけ納得がいかないシーンがあります。

 

1つめは、ゴードンが刑務所を襲うシーンですが、看守と手下の数は

同じ位なのに、ゴードン一味が圧勝するのはダメでしょう。

 

同じく、ゴードン一味がブラックストーン・ヒルの町を襲う時も

住民の方が多いのに、銃撃戦になるとゴードン一味が圧勝します。

 

この辺考えるべきでは・・・

 

あと1つが、

かなりの距離から拳銃で相手を撃ち殺していますが、

拳銃の射程距離はそれほど遠くはないのです。

 

作品にリアリティーを出すためにも

射程距離を意識して作品を作って欲しかったですね。

 

また、昔から何度も「南から来た用心棒」を観ていますが、

この作品のオープニングが何種類かあるみたいです。

 

最初のタイトルコールで主題歌と共に映像が流れますが、

うろ覚えですが、私の知る限り3種類のパターンが

あるような気がします。

 

作品の評価 ★★★★ (4/5)