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映画「夕陽のギャングたち」解説と内容、見どころなどの紹介!

 

「夕陽のギャングたち」

について作品の見どころなどを紹介します。

 

夕陽のギャングたち

 

1971年製作

イタリア・スペイン・アメリカ 合作映画

上映時間:157分

配給:ユナイト

 




「夕陽のギャングたち」解説

 

原題名は「Giu la testa」(イタリア語)

「Duck, You Sucker」(英語)です。

 

「Giu la testa」は「伏せろ」という意味で、

「Duck, You Sucker」は劇中、ジェームズ・コバーンが

爆破の前に言う台詞で

「伏せろ、バカ」という意味になります。

 

最初、セルジオ・レオーネは裏方に回る予定でしたが

主演のロッド・スタイガージェームズ・コバーン

レオーネが監督しない限り降板すると言い張ったため、

仕方なく、レオーネ本人が監督する事になりました。

 

そして、本作は分類上は、マカロニウエスタンとして

扱われていますが、メキシコ革命の話で、

時代的にも西部開拓時代終了後の話になっています。

 

ですから、正確には西部劇ではないような

気もするのですが・・・

 

また、邦題の「夕陽のギャングたち」は余りにも

作品の内容とかけ離れたタイトルで、

邦題を考えた人のセンスの無さが窺えるような気がします。

 

「夕陽」というフレーズは、セルジオ・レオーネ監督の

「夕陽のガンマン」からの引用で、

どこから「ギャング」が出てくるのか分かりません。

 

また本作は、「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン

続・夕陽のガンマン」「ウエスタン」と同じ

セルジオ・レオーネ監督で、

同じく全ての音楽を担当したのがエンニオ・モリコーネです。

 

この「夕陽のギャングたち」のメインテーマは

登場人物のジェームズ・コバーンのテーマでもあり、

その美しい曲は「ウエスタン」のメインテーマと並んで有名です。

 

           夕陽のギャングたちのメインテーマ


            ウエスタンのメインテーマ

 

両方とも同じ女性がボーカルです。

 




「夕陽のギャングたち」の内容(あらすじ)

 

1913年のメキシコ。

 

山賊の首領ファン・ミランダ(ロッド・スタイガー)は、

サン・フェリペに通じる街道で、駅馬車を襲った後、

オートバイで通り合わせたアイルランド人の

ジョン・マロリー(ジェームズ・コバーン)と出会った。

 

夕陽のギャングたち

 

彼は、元IRA(アイルランド共和国軍)の闘士で

爆破の名手であったために、イギリス政府のおたずね者に

なっていた。

 

メサ・ベルデの銀行襲撃考えているファンにとって、

ジョンと組めば鬼に金棒であるので、

ファンはジョンを仲間に入れよと必死に口説いた。

 

最初は全く相手にしていなかったジョンだったが、

革命計画を成功させる手段てとして、

ファンの計画に協力するふりをした。

 

ファンとその家族、ジョンの一行はメサ・ベルデ行の

列車に乗り込んだ。

 

しかし、ファンは警察に見つかり逮捕されそうになったところを、

謎の人物、外科医のビレガ博士によって助けられた。

 

メサ・ベルデに着いてみると、銀行は軍隊によって

警護されていたが、計画を実行し襲ってみると、

中には政治犯が監禁されているだけで、金品は全く無かった。

 

夕陽のギャングたち

 

金品を強奪する代わりに、多くの政治犯を助ける事に

なってしまったファンは、革命軍の英雄として

祭り上げられたものの、

冷酷なグチエレス大佐率いる政府軍によって追われる身と

なってしまった。

 

夕陽のギャングたち

 

そして、山の隠れ家に戻ったファンが目撃したものは、

老いた父ニーノ、そして可愛い6人の息子がグチエレスによって

虐殺された姿だった。

 

怒りに燃え復讐を決心したファンだったが、

待ち伏せていたグチエレスに逆に捕えられてしまった。

 

その後ファンは、処刑される事になったのだが、

処刑寸前でジョンに助けられた。

 

夕陽のギャングたち

 

その後、アメリカへ行って銀行を襲おうと決めた2人は

列車に飛び乗った。

 

しかし、その列車が革命軍に攻撃された時、ファンは

逃亡中の総督を殺し、再び革命軍の英雄に祭り上げられてしまった。

 

そのため、パンチョビラがファンに惚れ込んでしまい、

もうアメリカの銀行を襲うどころではなくなってしまた。

 

そんな時、一度は政府軍に捕まっていたビレガが

革命軍に戻って来たのだが、

ジョンはビレガが裏切り行為をしたために釈放されたのを

知っていた。

 

パンチョビラは、ファンとジョンに、グチエレスと

1000人の部下を運ぶ列車の襲撃を命じたが

ジョンはファンではなく、ビレガを連れて

ダイナマイトを積んだ列車に乗り込んだ。

 

夕陽のギャングたち

 

それをグチエレスの列車に衝突させようというのだ。

 

2台の列車が近づき、衝突の直前にジョンは飛び降りたが、

ビレガは列車に乗ったまま相手の列車と衝突させた。

 

そこへファンの率いる一隊が到着し、後始末を始めた。

 

硝煙の中からジョンが現われ、2人が駆け寄ろうとした時、

銃声が響き、ジョンの体がくずれ落ちた。

 

涙にくれるファンに微笑みかけるジョンは

ファンを遠ざけた後ダイナマイトで自爆した。

 

「夕陽のギャングたち」の感想

 

最初の方はコメディタッチの内容ですが、

話が進んで行くと、真面目な革命の話になって行きます。

 

そして、ただの山賊だったファンが英雄になって

革命のために戦い始めるのです。

 

その辺の内容がとても良いです。

 

また、エンニオ・モリコーネの曲も最高ですし、

その曲に乗せたジョンの回想シーンも

最高に素晴らしいと思いました。

 

そして、ジョンを演じたジェームズ・コバーンが

とにかく格好良いんですよね。

 

1つだけ納得がいかないのが、

邦題の「夕陽のギャングたち」です。

 

最初にも書きましたが、

このタイトルは作品に合っていないと思うのです。

 

本作は2時間30分以上と長いのですが、

全く時間の長さを感じない作品です。

 

あなたも是非、観て下さいね。

 

評価 ★★★★★ (5/5)

 

「夕陽のギャングたち」は

下から無料で視聴できますのでどうぞ!