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映画「ダンス・ウィズ・ウルブズ」解説と内容、見どころ感想などのまとめ!

 

「ダンス・ウィズ・ウルブス」

について見どころなどをまとめます。

 

ダンス・ウィズ・ウルブス

 

1990年製作  アメリカ映画

上映時間:181分(オリジナル版)、236分(全長版)

配給:オライオン・ピクチャーズ

 

「ダンス・ウィズ・ウルブス」解説

 

原題名は「Dances with Wolves」で、邦題はそのままです。

 

意味は「狼と踊る男」ですね。

 

ケビン・コスナーが主演・製作をして、初めてメガホンを執り、

南北戦争時代のアメリカを舞台に、先住民と交流を深めていく軍人の

数奇な運命を壮大なスケールで描いた西部劇です。

 

第63回アカデミー賞作品賞を受賞し、

さらに第48回ゴールデングローブ賞作品賞を受賞しました。

 

後に、「4時間アナザー・ヴァージョン」と呼ばれる

全長版が公開されています。

 

南北戦争時代のフロンティアを舞台に北軍の中尉と、

先住民・スー族との間で交わされる心の交流を描いた内容です。

 

先住民族を虐殺しバッファローを絶滅寸前に追いやった白人中心主義の

アメリカ社会に対して警鐘を鳴らすと同時にフロンティアへの

敬意・郷愁を表している点でそれまでの西部劇の内容とは大きく

逸脱した作品です。

 

また、「先住民たちが彼らの言語で喋る」という点でも

話題となりました。

 

本作はケビン・コスナーの映画としては最高傑作と

言われている作品だけにそのストーリー、映像美は素晴らしい

の一言です。

 




「ダンス・ウィズ・ウルブス」の内容(あらすじ)

 

テネシー州は南北戦争の激戦地となっていて、

北軍の中尉であったジョン・ダンバーは右足に重傷を負ってしまう。

 

その足を切断されてしまうと思ったダンバーは意を決して

馬を走らせ、自殺的行為のような囮になって南軍兵士たちの注意を

逸らした。

 

ダンス・ウィズ・ウルブス

 

その隙を突いた北軍は一斉に進撃を開始し勝利を収めた。

 

その後、囮としての功績が認められて英雄となり、

その見返りとして自由に勤務地を選ぶ権利を与えられたダンバーは、

「失われる前にフロンティアを見ておきたい」と

サウスダコタ州のセッジウィック砦への赴任を直訴した。

 

そして、「砦」で自給自足の生活を始めたが、なぜか、

「トゥー・ソックス(2つの靴下)」と名付けた狼に

好かれてしまい、その狼と戯れる生活が続いていた。

 

ダンス・ウィズ・ウルブス

 

そんなダンバーに対して、

「不思議な生活をしている白人がいる」との

ウワサを聞いたスー族は、部族の将来のためにもダンバーと

接触を試みた方が良いとの結論を出した。

 

また、ダンバー自身も先住民との接触を望んだ。

 

翌日、軍服に身を包み星条旗を掲げたダンバーは先住民の集落へと

向かった。

 

その道中、大怪我を負って倒れている女性と遭遇。

 

スー族の服を着ていたがよく見ると、彼女は青い目をしていた。

 

ダンバーがその女性を助けようとすると彼女は恐怖にかられ

必死に抵抗した。

 

しかし怪我が悪化し意識を失ってしまったため、

ダンバーがスー族の集落まで彼女を送り届けた。

 

最初は、スー族たちは白人に対する先入観からダンバーに

不信感を抱き、彼を拒絶したのだが、彼の人柄を見込んだ

酋長の「蹴る鳥」は後日、彼に返礼のため2人のスー族を遣わした。

 

それ以降、スー族は頻繁に彼の元を訪れ、またダンバーも

彼らに白人文化を伝えようと試み徐々に互いの友好を深めていった。

 

ダンス・ウィズ・ウルブス

 

そして、言葉がなかなか通じず、もどかしい思いをしていた双方の

通訳になったのが、ダンバーが以前助けた「拳を握って立つ女」

と呼ばれる青い目の女性である。

 

彼女は幼い頃、スー族と敵対するポーニー族に家族を

殺され逃げ延びた所をスー族に拾われ育てられたのだった。

 

そのため、スー族の言葉を問題なく話す一方で、

幼い頃に身につけていた英語はたどたどしくなっていた。

 

ある夜、凄まじい物音で目を覚ましたダンバーが外に出てみると、

そこにはバッファローの大群が移動していた。

 

バッファローはスー族にとって命の糧であるので、

ダンバーは急いでスー族に報告。

 

スー族は歓喜に沸き、目撃者であるダンバーは一躍彼らの間で

有名になった。

 

翌朝ダンバーは、スー族と共に狩りに出た。

 

毛皮と角だけ剥ぎ取り死体を捨ててしまう白人の暴挙に

心を痛めながらも、スー族の狩りに参加する中でダンバーは、

今まで感じた事のない安らぎを覚えると共に自分とは

どんな存在であるかという事に目覚めていく。

 

交流を深める中でダンバーは「拳を握って立つ女」を愛し、

また彼女もダンバーを愛し始めていた。

 

しかし、「拳を握って立つ女」は前の夫を殺されてから

喪に服していたため、仲間の前では自分の想いを悟られないように

努めていた。

 

それに気づいた養母は「蹴る鳥」に、「拳を握って立つ女」が

ダンバーと愛し合えるように彼女の喪を明けさせる事を提案した。

 

すると、「蹴る鳥」もその考えを快諾し、

やがてダンバーと「拳を握って立つ女」は結婚した。

 

さらに、ダンバーは部族民と同じように

「シュンカマニトゥタンカ・オブワチ(狼と踊る男)」という

スー族の名前までもらい、スー族の一員となった。

 

やがて冬が訪れ、山籠りするために集落を移動する日が来た。

 

しかし、ダンバーはスー族の足取りを白人に知られてしまわないよう、

日々の出来事を克明に記録した日記を取りに1人セッジウィック砦に

戻った。

 

しかし、砦には騎兵隊が大挙していて、先住民の服装を

身に着けていたダンバーは捕虜となってしまう。

 

そして、自分は騎兵隊出身であるという事を明かした

ダンバーに対し騎兵隊は反逆者として処刑を宣告する。

 

なかなか帰って来ないダンバーの身を案じたスー族の

戦士たちがダンバーを捜索すると、彼を護送する馬車を発見。

 

奇襲攻撃を仕掛けて、ダンバーを助け出した。

 

しかし、先住民の大量虐殺を目論む合衆国軍は近くまで

迫っていたのだった。

 

これ以上、スー族の仲間たちに迷惑をかけられないと

考えたダンバーは、別れを惜しむスー族に背を向けながら

妻を伴って雪山の奥深くへと分け入っていった。

 




キャスト

 

ジョン・ダンバー(狼と踊る男):ケビン・コスナー

拳を握って立つ女: メアリー・マクドネル

蹴る鳥:グラハム・グリーン

風になびく髪:ロドニー・A・グラント

ファンブロー: モーリー・チェイキン

ティモンズ:ロバート・パストレリ

バウアー軍曹:ラリー・ジョシュア

 

「ダンス・ウィズ・ウルブス」の感想

 

今までの西部劇を覆す傑作だと思います。

 

作品の全体を通して、広大な自然の風景が美しかったですし、

時間がゆっくり流れるのも、その風景にマッチしていました。

 

また、先住民との交流も見ていて楽しかったですし、

徐々に分かり合って、打ち解けていく様子がいいですね。

 

そして、アメリカの闇の1つである

先住民の問題を鋭くついた作品であると思います。

 

アカデミー賞作品賞を受賞するのは当然の内容ですね。

 

また、別の観点からすると

ダンバーになついている狼が良かったですし

騎兵隊に撃ち殺されるシーンはとても可哀相で涙が出てきました。

 

評価   ★★★★★  (5/5)

 

「ダンス・ウィズ・ウルブス」は

下から無料で視聴できますのでどうぞ!